エーディテクノ、脱着式プラスチック光ファイバDisplayPortケーブルシリーズ6種を発売

株式会社エーディテクノは、脱着式プラスチック光ファイバDisplayPortケーブルシリーズ5m/10m/15m/20m/30m/50mの計6種を2021年2月5日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は以下の通り。

  • 5m「AMD-05M」:税別28,000円前後
  • 10m「AMD-10M」:税別38,500円前後
  • 15m「AMD-15M」:税別42,900円前後
  • 20m「AMD-20M」:税別51,800円前後
  • 30m「AMD-30M」:税別62,300円前後
  • 50m「AMD-50M」:税別84,300円前後

同製品シリーズは、脱着式プラスチック光ファイバDisplayPortケーブル。最大4K60p 4:4:4 8bitまでの高解像度映像を最長50mまで長距離伝送することができる。また、HDR映像の表示や、HDCP 2.2/1.xコンテンツの再生に対応している。

DisplayPortコネクタ

コネクタ部にはミニDisplayPort端子を採用。コネクタ幅はわずか13.5mmと極細設計のため、敷設などで配管通線する際もスムーズにケーブルを通すことができる。また、脱着式のミニDisplayPort to DisplayPort変換コネクタを標準付属。用途に合わせて装着をすることで、DisplayPort to DisplayPort、ミニDisplayPort to DisplayPort、 DisplayPort toミニDisplayPortなどの接続も可能になる。

同製品シリーズでは、DisplayPort規格Ver1.2より追加されたMST(マルチストリームトランスポート)にも対応している。MST対応の入出力搭載ディスプレイ2台と同製品シリーズを併用することで、2台のディスプレイ間をデイジーチェーン接続しながら、拡張、または複製表示することが可能。

ケーブルワイヤーは国産プラスチック光ファイバを採用し、通常のガラス光ファイバケーブルの許容曲げ半径(約15mm~20mm※同社調べ)に比べ、同製品の許容曲げ半径は5mm以下と耐折性に非常に優れており、通常のガラス光ファイバケーブルに比べ折れの可能性が低く、ガラス光ファイバケーブルで発生しうる破損時のガラス飛散が発生しないという。さらにケーブル外皮には難熱性プラスチック素材を採用した燃えにくい設計で、UL444 CMPに対応したプレナムケーブルとなっている。

また、光ファイバケーブルなので超軽量・細径で従来の銅線DisplayPortケーブルに比べて重量は抑えられている(15m約340g)。ケーブル径も直径5mm(AWG12相当)と細径化されており、持ち運びや取り回しの負担を大幅に低減する。同製品シリーズの主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 最大4K60p 4:4:4 8bit対応
  • 最長50m伝送可能
  • ミニDisplayPor端子採用
  • 脱着可能なミニDisplayPort to DisplayPort変換コネクタ標準付属
  • MST(マルチストリームトランスポート)対応
  • 国産GI-POF(Plastic Optical Fiber)を採用
  • 優れた耐折性(許容曲げ半径5mm)
  • ケーブル外皮に難燃性プラスチック素材採用

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