ヒバクシャ国際署名 1370万筆超 核禁条約批准求め 連絡会、国連に提出

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「ヒバクシャ国際署名」の最終集約数を発表した連絡会のオンライン記者会見

 全ての国・地域に核兵器禁止条約の批准などを求める「ヒバクシャ国際署名」に取り組む連絡会は13日、2016年4月の署名開始から昨年12月末の最終締め切りまでに、累計1370万2345筆が国内外から集まったと発表した。署名の目録は8日、国連本部にメールで提出した。
 核兵器廃絶を訴える同署名は、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の呼び掛けで開始。若者らも参加し、17年7月に核禁条約が国連で採択されてからは、条約の批准なども求めてきた。長崎県でも被爆者らでつくる県民の会が、毎月の街頭活動などを通して50万筆以上を集めた。
 連絡会は当初、締め切りを昨年9月としていたが、核禁条約発効決定が近づき「国内外で署名のニーズが高まっている」として、昨年末まで延長していた。
 オンラインで記者会見した連絡会代表で被団協の田中熙巳代表委員(88)は、署名活動を振り返り「被爆者に対する市民の皆さんの協力が大きかった。核廃絶に努力する各国の代表を励ますことができた」と述べた。核禁条約の発効が22日に迫っていることにも触れ「核廃絶までの道は半分まできた。これからは日本政府に批准をさせる運動もやっていきたい」と意欲を語った。