「ギータ2世」ソフトバンク期待のドラ2・笹川が左足指骨折でリタイア

左足を手で押さえるソフトバンク・笹川(中)

「ギータ2世」と期待されるソフトバンクのドラフト2位ルーキー・笹川吉康外野手(18=横浜商)がアクシデントに見舞われた。

新人合同自主トレ第2クール初日(福岡・筑後)の14日、体力測定の5段飛びで着地の際に左足をひねって負傷。痛々しく左足首付近を抑えながら苦悶の表情を浮かべてリタイアを余儀なくされた。筑後市内の病院を受診した結果「母趾基節骨の不全骨折」「第3指関節骨の軽度の挫傷」の診断を受け、15日からリハビリ組に合流することになった。

身長193センチ、体重88キロの笹川は、粗削りながら将来の大砲候補として期待を受ける素材型ルーキー。第1クールに行われたパワー系の体力測定では、柳田の新人時代の記録を超えるなど周囲を驚かせていた。

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