英プレミアリーグ「政府の介入」を懸念しコロナ対策の緊急会議実施

ポール・ポグバ(右=写真はロイター)

全世界で新型コロナウイルスの感染者が急増している中、イングランド・プレミアリーグが新たなプロトコルの作成を進めている。

国内では、新型コロナウイルスの変異種が発見されるなど、緊張感が高まっていることから、各クラブに厳格な措置を取るように通達。「ハグやハイタッチ、握手を避けるべきである」などのルールが記されていたが、フランス代表MFポール・ポグバ(27)が所属するマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティーをはじめとする各チームの選手が以前と同様に抱擁するシーンが見られていた。

そのため、英紙「デイリーメール」は「キャプテン、マネジャーの間で新しいプロトコルに対処するための一連の緊急会議が設定された」と報道。会議を開いた理由については「コンプライアンス違反が続くと政府の介入が引き起こされる恐れがあるためだ」と伝えた。

政府が介入した場合、最悪リーグ戦の中断や中止の可能性もあるだけに、これ以上の違反行為は避けたいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社