「このままでは持たない」 飲食関連業、時短協力金なく苦境

飲食店に対する時短営業要請に伴い、苦境に立たされている酒店。配達が激減した日々が続く=14日午前、宮崎市中央通

 新型コロナウイルスの感染者急増を受けた県独自の緊急事態宣言に伴い、繁華街などで多くの飲食店が時短営業、または自主休業する中、酒類やおしぼりなどを扱う飲食関連業種が苦境に立たされている。9日に始まった時短要請に伴う1日当たり4万円の協力金は飲食店に限られるため、「このままでは持たない」と悲痛な声も上がり、関係者は早急な支援を求める。

© 株式会社宮崎日日新聞社