霜降り・せいや モノマネ〝性格真逆の仁鶴師匠〟で窮地!「会長にネタをふられて…」

霜降り明星・せいや

お笑いコンビ「霜降り明星」(せいや=28、粗品=28)が14日放送の朝日放送「やすとものいたって真剣です」に出演。せいやが〝モノマネ〟で思わぬ大ピンチに陥ったエピソードを明かした。

せいやには笑福亭仁鶴の声帯模写で「君らみたいな芸人は量産型」「おもんない漫才やってるらしいな」「ただのヨゴレやないか」と毒を吐く〝性格真逆の仁鶴師匠〟というネタがあり、テレビでもよく披露している。

だが、「このモノマネ、リスクがある」とのこと。最もそれを感じたのが、2019年2月に劇場「COOL JAPAN PARK OSAKA」がオープンした時のことだ。

こけら落としとして、明石家さんまと岡村隆史がW主演の「さんま・岡村の花の駐在さん」が公演され、多くの吉本芸人や社員が集結。せいやも出演した。

「そのリハーサルで(仁鶴の口調で)『さんまく~ん、キミ歯出てるだけやで~』ってやったんですよ。そしたらさんまさんが『仁鶴師匠そんなこと言うわけないやろ!』って気に入ってくれたんです」(せいや)。

手応えを感じながら、楽屋に戻ろうとすると、吉本興業の大﨑洋会長とばったり。向こうから「仁鶴師匠~!」とモノマネをふってきたという。

せいやは「会長が俺にふってくれてる。これはいかないと!と思って『おおさきく~ん。吉本来年で潰れんなあ』って言ったら、大崎会長が『(ニラみつけながら低い声で)はぁ?』。でもやめるわけにいかんから『大崎く~ん』ってまだ続けて。そしたら『はぁ?』ってもう一発来て…」と回想。

焦ったせいやは、仁鶴の口調のまま「すんませ~ん」と謝ったが、まだ「はぁ?」とニラまれたため、すぐモノマネをやめ「すみません」と頭を下げたという。

「すべて身ぐるみはがされて、モノマネ強制でやめさせられて」とせいやは苦笑い。その後、大崎会長は笑顔を見せたといい「結局いじってたんですけど、『怖っ!』てなりました」と恐怖体験を語った。

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