MF本田圭佑〝コロナ禍パーティー〟に世界中から猛批判! 手広い副業に大打撃も

実業家の顔も持つMF本田圭佑

ブラジル1部ボタフォゴを退団した元日本代表MF本田圭佑(34)による新型コロナウイルス禍での〝パーティー開催〟が、思わぬところに影響を及ぼしそうだ。

本田は昨年12月30日にボタフォゴ退団にあたって送別会を開催し、同僚選手など10~20人程度が参加。マスクを付けず大声で会話したり、ダンスする様子の映像がブラジルメディアで報じられた。新型コロナの感染拡大が特に深刻なブラジルでの大人数の会食は世界中から猛批判を浴びてしまった。

本田は13日(日本時間14日)に自身の公式ツイッターで英語で「あなたたちがどんなに嫌いでも私は感謝している。ボタフォゴの友人たちに謝ります」と参加者に対して謝罪したが、その後自身が運営する音声サービス上で反論を展開。そうした姿勢に今度はネット上でファンから批判が殺到するなど騒動は泥沼化している。

さらに批判を浴びるだけでとどまらない可能性も出てきた。大手広告代理店関係者は「本田選手は実業家で、教育分野も手がけている。また個人も会社も多くのスポンサーに支えられているでしょう。そういった立場を考慮すると、今回の件はコロナ禍でふさわしい行動とは言えず、イメージダウンは避けられない。(事業やスポンサー契約に)影響が出ることも考えられる」と指摘する。

多角的に事業を展開する経営者の側面を持つ本田の自覚に欠ける行動により、企業イメージに傷が付くことは必至。CM契約などを結ぶスポンサー面でも、大手企業はこうした騒動に敏感なだけに、今後の契約に支障をきたす可能性もある。新型コロナ禍でのパーティーで大きな代償を払うことになるのか。

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