つなげ「デジタルたすき」 東日本大震災の復興支援イベント、早稲田駅伝をリモート開催

早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターと一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンは、毎年恒例のチャリティランニングイベント「早稲田駅伝」をリモート形式で開催する。開催期間は2021年2月27日~3月14日で、エントリー開始は1月下旬から。

「早稲田駅伝」は、東日本大震災の復興支援を目的に2011年に始まったチャリティランニングイベントで、2021年で10回目。例年は都内の競技場等で開催していたが、2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、スマートフォンアプリを活用した「リモート形式」で行う。新型コロナウイルス感染症の影響で、ソーシャルディスタンシングなど、人と人との直接的な接触を避ける「新しい生活様式」が求められるようになった今だからこそ、人と人とのつながりの大切さを感じられる機会となり、仲間との“絆”を深めるきっかけになればとリモート形式での開催を決定した。

タイム計測にはランニングアプリ「ASICS Runkeeper(TM)」を活用。1チームあたり2~5人まで登録でき、5km×5区間の計25kmを走る。13歳以上でスマートフォンアプリを使用できる人であれば、国籍・性別・ランニング経験の有無などを問わず誰でも参加が可能。参加者は開催期間内に各自でアプリを起動し、自宅近辺など好きなところで決められた距離を走り、チームで「デジタルたすき」をつないでゴールを目指す。

これまでの「早稲田駅伝」は開催地が東京都内であったため、都内近郊以外の人は参加しづらい内容だったが、今回の形式を採用することで、日本だけでなく、全世界にいる早稲田大学の学生・OB・OG・関係者・知人友人等「全ての人」が1つの企画で繋がれる形となった。

種目は「駅伝(400組)」と10km走る「個人ラン(300名)」。参加料は駅伝5,000円/組、個人ランは1,000円/名。なお、参加料の一部は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)へ寄付し、東日本大震災の復興支援も含む日本各地における継続的な支援活動に充てる。

2021年1月下旬から「早稲田駅伝」の

公式WEBサイト

でエントリーを受け付ける予定。ただし、新型コロナウイルスの感染状況や社会情勢等によってはエントリー開始時期を変更する可能性もある。

参考:【一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン】早稲田駅伝

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