【縁ありて山口】 No.22「原田 哲也さん」

▲山口市菜香亭で2020年に「山水長巻」模写を制作した「菜香亭サポーターズ」の1人

Q. 山口市への移住の決め手は何ですか?

A. 司馬遼太郎文学に影響を受け、幕末の志士を多く輩出した長州という場所に興味を抱き続けてきました。実際に訪れて、広々とした土地と美しい自然に心和み、私の好きな幕末の歴史を研究する人や会、登山を楽しむ人々と出会い、好意的に受け入れてもらったことなどです。大切な家族、愛犬と一緒に暮らすには最適な場所です。

Q. 山口市に来て始めた趣味や活動などは?

A. かねてより「長崎龍馬会」の会員で、同会の長州支部長を務めるようになりました。また、昔から絵を描くことが好きで「夢工房frf」を立ち上げ、似顔絵やイラスト制作も行っています。LINEのスタンプもあります。

Q. その他伝えたい・言いたいこと

A. 老後を一緒に楽しめる「すばらしき仲間」を人生の宝として、この地でさらに親交を深めたいです。

【プロフィル】1956年8月北九州市生まれ。青春時代に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」「世に棲む日日」を読んで感銘を受け、幕末の歴史好きに。熊本大卒業後製薬会社に就職。転勤で全国各地を回る中、2002年に訪れた山口県に魅了され2008年、山口市内に“棲む家”を求める。「仙哲」の名前で幕末の志士や動物のイラストなども描く。

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