新型コロナウイルス感染症に関する仙台市長メッセージ(1/14)

どうも!仙台つーしんのずんだです!

仙台市の郡市長は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてメッセージを発表しました。

仙台市長メッセージ(要約)

仙台市の郡市長は、仙台市内で昨年12月に650人の感染が確認され、1月12日正午時点における感染者数の累計は1,765人となり、感染経路が不明な割合も50パーセントを超え、高い水準で推移していると説明。いつ爆発的な感染が起きてもおかしくない状況であり、一層気を引き締めなくてはならないと話してました。

そのため、緊急事態宣言が発令された地域への不要不急の移動は避け、それ以外の地域への移動についても、現地の感染状況を踏まえて慎重に判断するように呼び掛けています

このメッセージはYouTubeの動画も公開されています。

仙台市長メッセージ(全文)

仙台市長メッセージの全文は次の通りです。

皆さん、こんにちは。仙台市長の郡和子です。

この年末年始を含め、移動を控えておられる市民の皆さま方、そして営業時間の短縮要請にご協力いただいている事業者の方々、また、市民の命と健康を守るために日夜ご奮闘いただいている医療関係者の皆さま方含め、関係の方々、すべてのお取り組みをしていただいている皆さま方に、改めて心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

日本全体では感染者数が過去最多を連日更新するなど、新型コロナウイルス感染症の感染に歯止めがかかっていません。

仙台市内の状況です。

昨年12月、ひと月だけで650人の感染が確認され、また1月12日正午時点における感染者数の累計は1,765人となりました。感染経路が不明な割合も50パーセントを超え、高い水準で推移しています。

国では、1月7日に首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発令し、また1月13日には、京都・大阪・兵庫など広い範囲に対して、また緊急事態宣言が発出されました。仙台市を加えて、宮城県はこの緊急事態宣言の対象地域ではないとしても、安心できる状況ではありません。いつ爆発的な感染が起きてもおかしくない、一層気を引き締めなくてはならない。そういう状況にあると思います。

ウイルスは人の移動によって運ばれます。緊急事態宣言が発令された地域への不要不急の移動はぜひ避けていただけるようにお願いいたします。それ以外の地域への移動につきましては、現地の感染状況を踏まえて、慎重にご判断くださいますようにお願いいたします。

そして、日々の生活の中では、特に飲食や会食による感染が増えてきています。十分な距離を取らない、マスクを着用せずに会話をすることが感染拡大の主な要因とみられておりますので、特に注意をしてください。

一方で、私たちは誰とも関わりを持たずに生活をする、生きていくということはできません。感染リスクをゼロにすることは難しいからこそ、感染した方を思いやり、療養後は温かく迎える、市民の命や生活を支えるために頑張っておられる皆さんへの感謝の気持ちを忘れない。そのような思いやりに満ちた社会でありたいと思いますし、それこそがこの新型コロナウイルスを克服する最大の力だと信じています。

現在、ワクチン接種の準備が進められておりまして、一歩ずつ確実に前に進んでいます。

皆さん、どうぞご一緒に、粘り強く感染症対策に取り組んでまいりましょう。

令和3年1月14日
仙台市長 郡 和子

[(https://www.city.sendai.jp/kikikanri/kinkyu/corona2020/shicho/index.html "新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ バッシングではなくエールを(10月9日)")

新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ バッシングではなくエールを(10月9日)www.city.sendai.jp

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