スーパーGT:ARTAが2021年体制を発表。佐藤蓮起用のGT300はカラーリングを変更へ

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 1月15日、ホンダが2021年のモータースポーツ体制について発表を行ったが、これをうけ、ARTAは2021年の体制とマシンカラーリングを発表した。GT500クラスでは野尻智紀/福住仁嶺のコンビを継続する一方、GT300クラスでは高木真一のパートナーとして、19歳の佐藤蓮が起用される。

 スーパーGTに参戦を続けるARTAは、結成24年目。2020年に1勝を飾ったGT500クラスでは、2021年は野尻と福住のコンビを継続し、さらなる好結果獲得を目指す。タイヤはブリヂストン、そしてライアン・ディングルエンジニアも継続となる。

 一方、GT300クラスに参戦するARTA NSX GT3は、2020年にスーパー耐久で負傷したが、傷を癒し50歳でシーズンに臨むことになる高木真一、そして2019年のFIA-F4チャンピオンの佐藤蓮が起用されることになった。佐藤はスーパーGTデビューとなる。こちらもブリヂストン、岡島慎太郎エンジニアという体制は継続だ。

 また、カラーリングについては2020年まではGT500クラスがオートバックスのオレンジを主体にブラックが入り、GT300クラスではブラックにオレンジというカラーリングだったが、2021年からはGT300クラスもGT500同様、オレンジを主体としたカラーリングに変更されることになった。

「今年はARTA結成24年目です。思えばこれまでたくさんの優秀なドライバーが巣立っていきました。ARTAは『世界に通用する日本人ドライバーの育成』を目的に活動を続けて参りました」というのは、ARTAの鈴木亜久里プロデューサー/総監督。

「スーパーGT GT500クラスでは、今年もベテランの野尻智紀と若手の福住仁嶺のコンビで戦っていきます。GT300クラスでは、超ベテランの高木真一に2年前にARTAのスカラシップを獲得した19歳の佐藤蓮を起用して、若手育成を図っていくつもりです」

 またARTAでは、2台のスーパーGTでの活動に加え、オートバックスセブンの支援による全日本カートOKクラスのサポート、そして伊沢拓也、塚越広大、山本尚貴、小林崇志、大湯都史樹というドライバーがサポートドライバーとして、渡会太一がスカラシップドライバーとしてサポートされる。

「世界はSDGsの合言葉のもとに、大きく変わろうとしています。特にモータリゼーションの世界では、化石燃料のクルマからEVへ大きく舵を切りました。今後モータースポーツがどう変化していくかは分かりませんが、どのような形になってもモータースポーツの基本は変わらないと思っています」と鈴木亜久里プロデューサー/総監督はコメントした。

「今年も厳しい環境が続くとは思われますが、業界一丸となってファンの皆さんに楽しんでもらえるレースをお見せできると確信しています。今年もARTAへの声援よろしくお願いします」

ARTA 2021年スーパーGT GT500クラス参戦体制

エントラント:ARTA
チーム監督:鈴木亜久里
エンジニア:ライアン・ディングル
マシン名:ARTA NSX-GT #8
エンジン:ホンダ
タイヤ:ブリヂストン
ドライバー:野尻智紀/福住仁嶺

ARTA 2021年スーパーGT GT300クラス参戦体制

エントラント:ARTA
チーム監督:鈴木亜久里
エンジニア:岡島慎太郎
マシン名:ARTA NSX GT3 #55
エンジン:ホンダ
タイヤ:ブリヂストン
ドライバー:高木真一/佐藤蓮

2021 年のARTAの2台のカラーリングイメージ
2020年スーパーGT第7戦もてぎ ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
スーパー耐久第3戦岡山でのクラッシュ後、初めてスーパーGTの会場に姿をみせた高木真一
佐藤蓮(TODA RACING)