【コロナワクチン接種】ドラッグストア協会も準備進める

【2021.01.15配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は1月15日に定例会見を開き、国が進める「新型コロナウイルスワクチンに係る医療従事者等の優先接種希望者数等の調査」に関して、JACDSとしても準備を進めている状況を明かした。加盟企業における接種希望者を調査、日本薬剤師会に提出する。

JACDS加盟企業対し、1月15日にも接種希望者の調査を行う。

調査の結果をJACDSがまとめ、都道府県ごとの接種希望者人数を日本薬剤師会に提出する。

JACDS専務理事の中澤一隆氏は、15日までに日本薬剤師会と調整をしてきた結果、前述のような連携を図ることになったと明かした。また、「ドラッグストアで働く医療従事者の人は多く、必ずしも日本薬剤師会に加盟している人ばかりではないためJACDSとして対応していく必要もある」と話した。

この優先接種に関しては、基準が国から示されており、「薬局において、新型コロナウイルス感染症患者に頻繁に接する機会のある薬剤師その他の職員(登録販売者を含む。)」とされている。
また、「当該薬局が店舗販売業等と併設されている場合、薬剤師以外の職員については専ら薬局に従事するとともに、主に患者への応対を行う者に限る」としている。

JACDSでは「接種するかしないかは個人の判断」とした上で、「国の基準にのっとり、希望者の把握をしていく」としている。

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