新型コロナウイルス 感染者1人の個人情報を誤掲載で県が謝罪

 県はきょう、新型コロナウイルスの感染者の氏名や住所、行動歴などの個人情報が書かれたファイルを、誤って県のホームページに掲載したとして謝罪しました。

奈良県の会見

「県が情報漏洩してしまった対象者の皆様に、ご迷惑をおかけしてしまった事を大変申し訳なく思っております。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。」

 誤って掲載したのは、きのう新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された1人の氏名、性別、住所、連絡先、勤務先とその住所や行動歴などが記載されたファイルです。このファイルには、感染者が接触した7人と2つの企業の情報も含まれていたということです。

誤って掲載されたのは、きのう午後4時40分から45分までの5分間で、ホームページを見た人からの問い合わせで発覚しました。

県によるとその間に151回の閲覧があったということですが、今のところ流出した情報を使っての被害は確認されていないとしています。

県は流出した関係者に謝罪し、再発防止に努めるとしています。

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