卓球の全日本選手権第5日(15日、丸善インテックアリーナ大阪)、男子シングルス6回戦は東京五輪代表の張本智和(17=木下グループ)が、御内健太郎(31=シチズン時計)を4―3(11―5、12―14、11―7、10―12、6―11、14―12、11―8)で破った。
「チョレイ!」――。フルゲームの死闘を制した張本は声を上げて喜びを爆発させた。協会は新型コロナ感染拡大防止の観点から「不要な声出しをしないこと。特に大きな声を出さないこと」としているが、これについては「そういうルールがあるのは知っていますし、自分も例年より抑えるつもりではやっているんですけど、勝負事である以上、声を出すことは勝ちたい証し。自分が最大限できる配慮はあそこまでかなと思います」と語った。
また、試合中に審判から注意を受けたことを明かしつつ、第6日(16日)の準々決勝以降は「自分にとっては試合中に(審判に)何度も声を掛けられてやりづらい部分もあるので、そこはうまくやっていくしかないのかなと思います」とコメント。
張本の〝代名詞〟はどうなる!?