【卓球】準々決勝進出の丹羽孝希「現時点で五輪のことは考えていない」

8強入りした丹羽孝希

卓球の全日本選手権第5日(15日、丸善インテックアリーナ大阪)、男子シングルス6回戦は東京五輪代表の丹羽孝希(26=スヴェンソン)が、吉田海偉(東京アート)を4―0(12―10、11―3、11―8、11―6)で撃破。第6日(16日)の準々決勝に駒を進めた。

この日だけで4~6回戦を消化し、3試合ともに危なげなく勝利を収めた丹羽は「緊張とかはないけど、体力的にきつかった」。それでも、新型コロナ対策で例年とは異なる大会形式には「今日戦ってみた感じだと影響はしていない。特にやりづらいこともなかった」と振り返った。

一方で、半年後に迫る五輪について問われると「現時点では五輪のことは考えていない。今はコロナ第一なので自分の中では、まずこの全日本でいい結果を残して、国際大会がどうなるか分からないけど一日一日練習していくだけ」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社