<レスリング>5.21~30アジア・インドア&マーシャルアーツ大会(タイ)は2022年3月に延期

 アジア・オリンピック評議会(OCA)は1月14日、今年5月21日(金)~30日(日)にタイ・バンコクほかで開催予定だったアジア・インドア&マーシャルアーツ大会を、新型コロナウィルスの感染拡大のため、来年3月10日(金)~20日(日)に延期することをホームページで発表した。 「アスリートと関連するすべての参加者の安全と健康の確保のため」としている。

 この大会は、アジア大会などを主催するOCAが、アジア大会やオリンピックにない競技を含めたアジアのスポーツ振興を目指して開催。2005年に始まった「アジア・インドア・ゲームズ」と、2009年にスタートの「アジア・マーシャルアーツ・ゲームズ」とが2013年に合体し、「第4回アジア・インドア&マーシャルアーツ・ゲームズ」として再スタート。以後、4年に1度行われることになっている。

 レスリングは2017年のトルクメニスタン大会からスタート。オセアニア地域を含めて、男子フリースタイルは29ヶ国130選手、男子グレコローマンは20ヶ国100選手、女子は17ヶ国65選手が参加した(いずれもオセアニアからも参加)。

 日本は3スタイルに18選手を派遣。女子53kg級で矢後佑華(警視庁)が優勝しただけに終わり、ハイレベルの大会だった。

© 公益財団法人日本レスリング協会