STU48新センター・石田千穂に粋な計らい 〝ポスター早着替え〟でエール

新センターの石田

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」初の日本武道館公演は〝帰路〟まで楽しめたようだ。

15日に「新春STU48コンサート2021~瀬戸内からGO TO 武道館~」が開催。7日に首都圏の1都3県を対象とした緊急事態宣言が再発令されたことを受け、感染防止対策を徹底した上で実施された。

政府の指針である「人数制限5000人及び、収容率50%以内」のイベント開催要件を満たすため、この日は4000人を動員した。

ライブでは、2月17日に発売される6thシングル「独り言で語るくらいなら」を初披露。初めてセンターを務める石田千穂(18)は「ずっとファンの方と目指していた場所だったので、うれしいです。たくさんの方に聞いてもらって、STU48(を知ってもらう)入り口のような存在になりたい」と意気込んだ。

デビューから5thシングルまでセンターを務め、グループをけん引してきた瀧野由美子(23)と並ぶ人気を誇る石田。会場からは温かい拍手が送られた。

武道館の最寄駅である九段下駅の構内には、公演前に〝コンサートで重大発表がある〟と告知されたポスターが張られていたという。

「公演後にそのポスターが張り替えられ、『#ちほちゃんをセンターに』というファンの願いが書かれたポスターに張り替えられていた。願いが叶ったファンがうれしそうに写真を撮る光景が繰り広げられていた」(関係者)

石田自身も〝粋な計らい〟に大感激で、力をもらっていたという。

この日は3月13日に広島サンプラザホールで結成4周年コンサートを行うことも発表。コロナ禍でまだまだ通常の活動とはいかないが、新センターのもとで新たな一面を見せそうだ。

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