【愛知杯】マジックキャッスルが新馬戦以来の2勝目で重賞初V 戸崎圭「強気に行きました」

戸崎圭騎乗のマジックキャッスル(左、中京競馬場)

4歳以上の牝馬によって争われた第58回GⅢ愛知杯(16日=中京競馬場、芝2000メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気マジックキャッスル(4歳・国枝栄厩舎)が、後方で脚をため、直線外から力強く抜け出して、新馬戦以来の勝利でうれしい重賞初Vを決めた。2着には6番人気のランブリングアレー、3着には8番人気のウラヌスチャームが入った。

ディアンドル、ナルハヤ、タガノアスワドの3頭が1000メートル通過57秒9の速いペースで引っ張った流れに、戸崎圭騎手は「速くなるのは分かっていました」と想定通りと答え、「道中もいいところでいい感じで走れていましたし、自分から動いて強気に行きました。体重が増えていましたけど、重いのではなく成長分。力もつけています」と相棒をたたえた。

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