韓国国家情報院「過去を反省」

拷問捜査で異例の表明、弔花も

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金勝孝さんの葬儀会場に届けられた朴智元・国家情報院長の弔花=2020年12月29日、京都市(康宗憲さん提供)

 韓国国家情報院の前身、韓国中央情報部(KCIA)が1970年代に拷問捜査した被害者で昨年末に死去した在日韓国人男性の葬儀に、国情院トップの朴智元院長が「過去を反省し、こうしたことが繰り返されないようにとの思いと、故人への哀悼の意を示すため」に弔花を送ったことが16日分かった。韓国の情報機関が犯した人権侵害をトップが認め、反省を表明するのは極めて異例。共同通信の取材に国情院が明らかにした。 

 国家権力による被害者の名誉回復を図っている文在寅政権に情報機関も同調した。

 男性は京都市の金勝孝(通名・金村勝孝)さん。ソウル大留学中の74年に連行されて服役した。