【初場所】カド番・正代 トップと1差キープ「この調子で千秋楽までいけたら」

阿武咲を押し出す正代(右)

大相撲初場所7日目(16日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が幕内阿武咲(24=阿武松)を押し出して6勝目(1敗)。優勝争いのトップと1差をキープした。

新大関だった昨年11月場所は左足首を痛めて途中休場。今場所は初めてのカド番だが「だいぶ落ち着いて取れているような気がします。(足は)前に出るぶんには、痛みも違和感もほぼない」と本来のペースをつかみつつある。

両横綱が不在の上に、貴景勝(24=常盤山)と朝乃山(26=高砂)の両大関もV圏外。看板力士としての期待も背負う正代は「この調子で千秋楽までいけたら。大関として負けられない気持ちもあるけど、考えたら硬くなる。自然体で一番一番、集中したい」と気持ちを高めた。

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