MLB公式が「球団史上最高の二塁手」と評価した日本人は? 国際契約トップ5発表

レイズの2008年ワールドシリーズ進出に貢献した岩村明憲氏【写真:Getty Images】

レイズでは岩村氏、エンゼルスは大谷が1位に

MLB公式サイトは各チームの史上最高のインターナショナル契約トップ5を発表。チームに最も貢献した“助っ人”たちを紹介し、レイズでは岩村明憲氏、エンゼルスでは大谷翔平投手が1位に輝き、松井秀喜氏、田口壮氏らもトップ5に名を連ねている。

レイズのナンバーワン国際契約に輝いたのは2006年オフにヤクルトから移籍した岩村氏だった。3年770万ドル(約8億円)の契約で入団すると2年目の2008年には152試合に出場し打率.274、6本塁打48打点の成績を残しチームをワールドシリーズに導く活躍を見せた。内野手として成功を収めた岩村氏を「イワムラは日本から来た最初の重要な貢献者。球団史における最高の二塁手の1人だった」と称えている。

また、エンゼルスでは二刀流を成功させた大谷が1位に入り「MLBパイプラインのプロスペクトランキング全体1位としてシーズンに入り、2018年のア・リーグ新人王に輝くなどこの契約はすぐに利益を生んだ」と指摘している。

ヤンキースでは松井氏、レッドソックスでは松坂大輔投手、カージナルスでは田口氏がそれぞれ5位にランクインしマイナーから何度もメジャー昇格を果たしワールドシリーズ制覇にも貢献した田口氏を「カージナルスの成功多き時代に貢献し、生産性の高い打者に成長した」と振り返っていた。(Full-Count編集部)

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