ロンブー・田村淳 自炊を強要する新たな自粛警察に苦言「自分の価値観押しつけ族多くない?」

16日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、コロナ禍で登場した新たな自粛警察について語った。

番組では冒頭のトークで、新型コロナウイルス対策による、緊急事態宣言の対象地域が11の都府県に拡大された話題を話していた。

淳は「前回の緊急事態宣言と比べてみんなの危機感みたいなのが、人の流れとかって、殆ど止まってないですよ。まあ、飲食店の方が今踏ん張って時短営業してくれてるから8時以降の人の流れは止まっているとは思いますけど」と、緊急事態宣言後の印象についてコメントした。

午後8時に多くの飲食店が閉まってしまうので、「夕食難民」というハッシュタグもTwitter上では見かけるそうで、淳は「自炊する能力がないとしんどいよね、俺は、あるけど」と若干自慢気に話し笑いを誘っていた。

その「夕食難民」に対して、批判の意見も出てきているようで、淳は「自炊警察みたいなのも出てきてねぇ…」と新たな自粛警察について言及。砂山圭大郎アナウンサーが「なんですかそれ?」と質問すると、「『自炊しろ!』って。人の、なんていうんですか? 人の生活、ライフスタイルに物申す系の人いっぱいいるじゃないですか?『自炊しろ!』って言うらしいですよ(笑)」と説明した。

しかし砂山アナは、淳の説明だけではまだ実態をつかめないようで「どこの、どのタイミングで言うんですか?」と再度質問。淳は「だから、夕飯がないって、『夕食難民』ってキーワードが出たら『自炊しろ! 自炊すればいいじゃないか!』っていうのを振りかざしてくる人たち。怖くないですか?」とコメント。砂山アナが「怖いですね」と返すと「ホント自分の価値観押しつけ族多くないですか?」となにかと意見の合わない人を叩く傾向のある、最近のSNSについて苦言を呈したのだった。

© 株式会社ジェイプレス社