ボローニャDF冨安に高評価の嵐 指揮官「4つの役割すべてをカバーできる」と絶賛

冨安健洋2

さすがのパフォーマンスだ。イタリア1部ボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)は17日(現地時間16日)のベローナ戦にセンターバック(CB)でフル出場。チームも1―0で勝利を収めた。

守備の要として、最後まで相手に得点を許さない見事なプレー。イタリアメディア「トゥットメルカート」によると、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督(51)が「彼はインテリジェントで素晴らしいプレイヤーだ。少しずる賢さが欠けている部分はあるが、相手が彼を動かそうと考える前に、相手が勝手に動いてしまっている。守備の4つの役割すべてをカバーできる重要なプレイヤーだ」と絶賛したという。

イタリアメディアも相次いで高評価を下しており「スポルト・メディアセット」は、冨安に7点をつけ「本物の防衛の巨人だった。彼は相手とのあらゆる決闘に勝った」と称賛。「カルチョメルカート・コム」は、6・5点を与え「今回はセンターで出場してしっかりと自分のプレーをし、私たちを失望させなかった」とつづった。

今季は厳しい声も飛び交っていたが、CBでも着実に成長を遂げているようだ。

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