フランス1部マルセイユの日本代表DF酒井宏樹(30)に厳しい評価が下されている。
17日(現地時間16日)のニーム戦に左サイドバック(SB)で先発した酒井だったが、後半10分にサイドからのクロスを止められず、先制点を献上した。さらに、3分後にはCKからのこぼれ球を競り合ったが、奪われてカウンターを許し、追加点を決められた。終始思うようなパフォーマンスを発揮できなかった酒井は、同21分に途中交代。チームも1―2で敗れた。
フランスメディア「フットメルカート」は10点満点中、最低点となる2・5点をつけた上で「左サイドで先発した酒井は非常に難しい夜を過ごした。前半は自発的ではあったが不規則なプレーが目立ち、前半終了間際には窮地に陥った。後半も四方八方に揺さぶられ、技術的なミスで失点を重ねた」と酷評した。
リーグ18位に沈むニーム相手に苦杯をなめられ、プレーでも精彩を欠いた酒井。次こそ見返すことはできるか。