スーパーGT:埼玉トヨペットGreen Braveが2021年体制を発表。吉田/川合コンビを継続

 スーパーGT GT300クラスに参戦する埼玉トヨペットGreen Braveは1月16日、Youtube内で『埼玉トヨペットオートサロン2021』として、当初東京オートサロンで披露する予定だった内容を、オンラインで発表した。このなかで、2021年のモータースポーツ体制についても発表され、スーパーGTには2021年もJAF-GTのトヨタ・スープラで、吉田広樹/川合孝汰のコンビを継続する。

 埼玉トヨペットGreen Braveは近年東京オートサロンに毎年出展しており、その場で市販車やモータースポーツに関する発表を行ってきたが、2021年は新型コロナウイルスの影響でオートサロンが中止になってしまったこともあり、Youtube上で発表を行った。

 2部に分けられた発表のうち、1部では埼玉トヨペットが誇るチューニングカー、『Green Braze』の第3弾としてハリアーが追加されることが発表されたほか、キャンピングカー『Green Buddy』等が紹介された。

 これに続いて第2部では、2021年の埼玉トヨペットGreen Braveのモータースポーツ活動が発表された。スーパーGTでは、2020年に続いて継続参戦が発表され、ドライバーとして吉田広樹と川合孝汰のふたりの継続が明らかにされた。

 2020年は新たに投入されたJAF-GT仕様のスープラで、第1戦富士ではいきなりのデビューウイン。最終戦富士でも優勝を飾り、シーズン2勝。ランキング2位と大躍進を遂げた埼玉トヨペットGreen Braveだけに、体制を堅持してチャンピオン獲得に挑む。

 その他の体制についてはまだ発表されていないが、この日は動画のなかでイラストで2021年のカラーリングがお披露目された。2020年までと比較すると、ややイエローが増えたほか、AピラーからCピラーまでホワイトが入れられ鮮烈な印象。またイラスト内にはブリヂストンのロゴも見られる。

 2020年は“富士マイスター”の称号を得たものの、鈴鹿では苦戦を強いられチャンピオンには惜しくも届かなかったGreen Brave。2021年はひとつ上のポジションを目指していく。

2020年スーパーGT第8戦富士 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
動画内でお披露目された埼玉トヨペットGB GR Supra GTの2021年カラーリング

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