スーパー耐久:2021年も埼玉トヨペットGreen BraveがクラウンRSで参戦。ドライバーも継続

 スーパー耐久に参戦する埼玉トヨペットGreen Braveは1月16日、Youtube内で『埼玉トヨペットオートサロン2021』として、当初東京オートサロンで披露する予定だった内容を、オンラインで発表した。このなかで、2021年のモータースポーツ体制についても発表され、スーパー耐久では2021年もトヨタ・クラウンRSで参戦すると発表した。

 2013年から、自社チームでスーパー耐久に挑戦している埼玉トヨペットGreen Braveは、2016年からトヨペット店の旗艦車種であったマークXを投入。ST-3クラスのトップチームのひとつとして活躍してきた。2020年からは、トヨタ・クラウンRSをサーキットレースに投入する新たな挑戦をスタートさせ、第1戦富士24時間でデビューウイン。第3戦岡山での2位、第5戦オートポリスの2勝目など、第5戦終了時は首位に対して3.5ポイント差のランキング2位につけている。

 第6戦鈴鹿が中止となり、その後2020年の最終戦についてはまだアナウンスがない状況ではあるが、この日埼玉トヨペットGreen Braveは、『埼玉トヨペットオートサロン2021』のオンライン配信の中で2021年の参戦体制について発表した。チームは引き続き、トヨタ・クラウンRSを使用。2020年に見つかった弱点を克服しながら挑むことになる。

 ドライバーは、長年チームを支える服部尚貴、そしてスーパーGTでもドライブする吉田広樹、川合孝汰、そして埼玉トヨペット代表取締役社長でもある平沼貴之がDドライバーを務めることになる。

 2021年はドライバー、マシンともに同じ顔ぶれで臨むことになるが、カラーリングは2021年に向けて改められることになった。スーパーGTや86/BRZ Raceとともにグリーンをベースに、イエロー、ホワイトが組み合わされる。

 埼玉トヨペットGreen Braveでは、スーパー耐久に加え2021年もTGR 86/BRZ Raceのプロクラスに吉田と川合を送り込むほか、アマチュアドライバーと戦う『GB CAMP』を86/BRZ Raceクラブマンシリーズや、ヤリスカップでも実施する。

動画内でお披露目された埼玉トヨペットGBクラウンRSの2021年カラーリング
2020 スーパー耐久第5戦 オートポリス ST-3クラス 表彰台

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