元日本ハム中村勝が豪リーグで初完投初勝利 2度目の先発で11奪三振の好投

2019年まで日本ハムに在籍していた中村勝【写真:荒川祐史】

初回に先頭打者弾浴びるもその後は無失点

元日本ハムでブリスベン・バンディッツに所属している中村勝投手が17日、オーストラリアベースボールリーグのアデレード・ジャイアンツ戦(7イニング制)で登板し、7回1失点完投で初勝利を挙げた。

昨年9月にブリスベン・バンディッツと契約した中村はこの日、今シーズン2度目の先発。2点を先制した直後の初回、先頭打者に本塁打を浴びるもその後は2三振を奪いリードを守ると、打線も3回に3点を追加し有利な展開に。味方の援護にも背中を押され7回6安打11奪三振1失点で見事完投勝利を挙げた。

2009年のドラフト1位で春日部共栄高から日本ハムに入団した中村。2014年には先発として8勝をマークしたものの、その後は低迷。2017年には右肘のトミー・ジョン手術を受けた。2019年で戦力外通告を受け、2020年からはオーストラリアで語学を学びながら、ブリスベンでプレーを続けている。この試合の勝利で今季3試合で1勝1敗、防御率5.06となった。

【動画】全盛期と変わらぬキレで翻弄 中村勝が“宝刀”カーブで打者を抑える場面

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(Full-Count編集部)

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