【日経新春杯】ショウリュウイクゾ押し切り 20歳の若武者・団野とともに重賞初V

日経新春杯を制したショウリュウイクゾと鞍上・団野はともに初重賞を手にした

改修工事中の京都から中京に代わって開催された伝統の古馬GⅡ戦、第68回日経新春杯(17日=芝2200メートル)は、格上挑戦で臨んだ団野騎手騎乗の7番人気ショウリュウイクゾ(牡5・佐々木厩舎)が好位から押し切って人馬ともに初重賞を手にした。2着には13番人気のミスマンマミーア、3着には4番人気のクラージュゲリエが入った。

団野騎手は「今でも信じられないぐらいです。いい馬に乗せてもらって大きなレースを勝たせてもらい、本当にうれしいです」と初タイトルに喜びの声をあげ、レースに関しては「厩舎サイドが上手に仕上げてくれましたし、ある程度いい勝負ができると思っていました。直線に入って手前を替えてから力強く伸びてくれましたし、最後はなんとかと思って、がむしゃらに追っていました」と振り返った。

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