【競泳】渡辺一平が明かす五輪イヤーへの思い「記録と共に記憶に残るスイマーに」

今年の抱負を色紙にしたためた渡辺(LDH JAPAN提供)

競泳男子200メートル平泳ぎで2019年の世界選手権銅メダルの渡辺一平(23=トヨタ自動車)が17日、オンラインで報道陣の取材に応じ、オリンピックイヤーの抱負を語った。

東京五輪が延期になり「勝負の年」を迎えるのは2度目となるが「ワクワクした気持ちで年を越した。先が見えない状況が続いているが、できることは一生懸命続けていきたい」と意気込んだ。

現在は長野・東御の準高地トレーニング施設で調整中。「平泳ぎ、自由形も持久力が強化できている。2、3月にやるような厳しいトレーニングを前倒しでやっている状況」と順調に練習に取り組めているという。

昨年12月の日本選手権では200メートル平泳ぎで2分7秒08の好タイムを叩き出して2連覇を果たし「このタイミングでこのタイムが出るとは思わなかった」と自信を深めた。ジャパン・オープン(2月4日開幕)、日本選手権(4月3日開幕、ともに東京アクアティクスセンター)では「世界のライバルにインパクトを与えたい」とさらに上を目指すつもりだ。

また今年の抱負については「記録と共に記憶に残るスイマーに」と色紙にしたためた。まずは日本選手権で五輪代表権、そして本番での金メダル獲得で「渡辺一平」の名前を世に知らしめる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社