阪神・淡路大震災の発生から26年となった17日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で阪神は選手、スタッフら約50人で犠牲者の方々へ黙とうをささげた。
黙とうに参加したドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(21=近大)は震災発生後の1999年生まれ。小中高と兵庫・西宮市内で育ったこともあり「(震災については)学校の授業などで習った。東日本大震災後、当時楽天にいた田中将大投手(米ヤンキース)が東北の方々に勇気を与えていたのはよく覚えている。僕もそのようになれれば」と神妙な表情で語った。
4位・中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)も「野球ができることに感謝しなければならないと強く感じた。皆さまに元気を与えられるようなプレーをしたい」と決意を新たにした。