18日（月）午後は日本海側でさらに雪の範囲が広がり、今夜は風も強まり荒れた天気となる見込み。太平洋側でも一時的に天気が崩れる予想で、西日本や東海は夕方から雪や雨の降る所がありそうだ。

　あす19日（火）は冬型の気圧配置が強まるため、北日本や北陸を中心に暴風雪や高波に警戒すると共に、大雪に対しても注意・警戒が必要となる。

19日（火）暴風雪と低温

　上空に強い寒気が流れ込む影響で、北日本や北陸は19日にかけて非常に強い風が吹き、海はしける見通し。暴風雪や高波に警戒が必要で、北日本は太平洋側を含めて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害にも警戒が必要だ。

　東・西日本の太平洋側で晴れる所でも、19日にかけては風が強まる見込み。全国的に日中の気温は、きょうと同じか下がる予想で、厳しい寒さが続きそうだ。

週後半　気温上昇

　20日（水）は北日本の日本海側で、午前を中心に寒気の影響で雪の降る所がある見込み。北・東日本の太平洋側、西日本は晴れる所が多いが、朝は冷え込みが強まりそうだ。

　なお、今週の後半は全国的に寒さが緩む予想で、関東から西は日中の気温が10℃を超える予想となっている。ただし、低気圧や湿った空気の影響で、23日（土）から24日（日）にかけては、太平洋側でも天気の崩れる所が多くなりそうだ。低気圧の発達程度によっては、風が強まり荒れた天気となり、沖縄・奄美で大雨のおそれもある。週末は全国的に気温が上がり、日本海側でも雨の所が多くなるため、なだれや落雪に注意が必要となる。

（気象予報士・高橋和也）