
ファミリーマートの社長に就任する親会社の伊藤忠商事の細見研介執行役員(58)が18日、オンラインで記者会見を開き、「デジタル技術を駆使して、コスト低減に手を付けていく」と話し、店舗のデジタル化を最優先に進める考えを示した。
人件費の高止まりなどで厳しい経営環境が続いている加盟店の支援については「省人化や店舗を活用した新しいサービスを通じて厳しい競争に勝ち残っていく」と説明した。
伊藤忠などはファミマの全株式を取得しており、連携をさらに深めることで店舗などの購買データを用いたサービスを充実させる方針だ。
細見氏の就任は3月1日付。