お笑いコンビ「サバンナ」八木真澄（４６）の実兄・八木すみほ氏（４８）が１８日、大阪市の朝日生命ホールで行われたピン芸人日本一決定戦「Ｒ―１グランプリ２０２１」２回戦に登場した。
Ｒ―１参戦は３度目というすみほ氏。過去２回は「ミスターカジノ」という名前で出演していたが、「誰が一番面白いか白黒ハッキリつける」と弟を強烈に意識して本名で参戦した。
過去に出演した際は、八木にマクドナルドに呼び出され「芸人をなめるなよ。芸人は持ち時間と集合場所を守らなあかんねんぞ」と説教されたそうだが、今回は「お前にすべて託す」とエールを送られたという。
すみほ氏いわく、八木の鉄板ネタ「ブラジルの人～、聞こえますか～？」は、すみほ氏が考案したもので「真澄に長年レンタルしていたもの」。
出番では、同じくレンタル中と豪語する、どんなお題も「パナキ」という言葉で終了するしりとりネタ「パナキ」を披露したが、３０秒ほどで終了した。
持ち時間を大幅に余らせて終了したことには「心臓が持たなかった」と弁解。「あいつのハートのすごさはハンパないと思った」と、どんなにスベっても動じない八木のメンタルの強さに感心した。
普段は京都で設計事務所を経営し、手堅い人生を送っているすみほ氏。好きな芸人を聞かれると、八木の相方・高橋茂雄の名前を挙げ「高橋君に頑張ってもらわんと、弟に仕事がなくなる」と弟愛もにじませた。
