ビー・ジーズのバリー・ギブ、ソロアルバムで初の全英1位を獲得

バリー・ギブの新作『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』が、全英アルバム・チャート(1月15日付)で初登場1位を獲得した。

バリー・ギブにとってソロでは初の全英No. 1アルバムとなり、「人生で最高の瞬間だ」とコメント。ビー・ジーズはこれまでに5曲のシングルと1979年のアルバム『失われた愛の世界』が全英1位を獲得している。

1月8日にリリースした『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』は、グラミー賞受賞歴のあるプロデューサーのデイヴ・コブの協力により実現したもので、ビー・ジーズの名曲をアメリカ音楽界を代表するアーティストたちとコラボレーションした作品だ。

同作には、アリソン・クラウス、ブランディ・カーライル、デヴィッド・ローリングス、ドリー・パートン、ギリアン・ウェルチ、ジェイソン・イズベル、ジェイ・ブキャナン、キース・アーバン、リトル・ビッグ・タウン、ミランダ・ランバート、オリビア・ニュートン・ジョン、シェリル・クロウ、トミー・エマニュエルが参加し、ビー・ジーズの12曲が新たにレコーディングされている。

Youtube:Barry Gibb - Greenfields: The Gibb Brothers' Songbook (Vol. 1 / Album Trailer)

なお、同アルバムは英紙ガーディアンをはじめとしたメディアなどからの高い評価を得ている。

バリー・ギブの声には悲しみと切迫感がある。(Variety紙)

繊細で美しいアレンジが施された曲の数々は、ビー・ジーズの曲の偉大さを証明している。ガーディアン紙)

『グリーンフィールズ』はバリー・ギブがいかに優れたソングライターであるかを改めて思い出させてくれる。(Music OMH)

初めてのレコードを吹き込んで以来60年近く経った今も変わることなく、バリー・ギブの声はポピュラー音楽の世界でも指折りの素晴らしい楽器である。(ニューヨーク・タイムズ紙)

「バリーが目を閉じて別の星に行っちゃってるようなら、そのテイクは使える。見てるとわかるんですが、バリーはその辺の感覚を本当につかんでいるんです。バリーは何も言わないけど禅みたいで、完璧なんです」(プロデューサー、デイヴ・コブ)

今だ! 早くVol. 2も出してくれ。(サー・ティム・ライス ―Twitterで)

■商品情報

バリー・ギブ

『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』

2021年1月8日発売

CD: UICY-15962 / 2,500円+税 / 日本盤のみSHM-CD仕様 / ボーナス・トラック2曲収録

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