南野拓実をリバプール同僚が〝救世主〟指名  攻撃力アップの切り札として期待

リバプール・南野

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(26)を同僚が〝救世主〟に指名した。

17日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの首位攻防戦で0―0と引き分けたリバプール。首位奪取に失敗した最大の問題点として指摘されているのがゴール欠乏症だ。

FWモハメド・サラー(28)、FWサディオ・マネ(28)、FWロベルト・フィルミーノ(29)の〝ビッグ3〟が揃って出場しながら決定力を欠いており、リーグ戦で3試合無得点と攻撃力の低下が深刻化している。

そうした状況に、主力のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)が得点力不足の打開策を緊急提言。リバプールの公式ホームページ上のインタビューで「我々の目の前にいる選手たちをよく見てくれ。ビッグ3だけでなく、ディブ(FWディボック・オリギ=25)もシャック(FWジェルダン・シャキリ=29シャチリ)もタキ(南野)とゴールを決められる選手がたくさんいるじゃないか」と南野を含めた控え要員の3人の実力を高く評価し、攻撃力アップの切り札として期待を寄せた。

南野は昨年12月19日のクリスタルパレス戦でプレミアリーグ初ゴールを決めたが、その後リーグ戦で4試合連続で出番なしと厳しい状況が続いている。同僚からの期待を受け、少ないチャンスをものにしたいところだ。

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