ソフトバンク・城島氏「釣りのことならいつでもいいんですが」 甲斐に〝城島節〟交えつつエール

筑後で取材に応じたソフトバンク・城島球団会長付特別アドバイザー(代表撮影)

ソフトバンクの城島健司球団会長付特別アドバイザー(44)が18日、全試合出場でのキャリアハイと五輪出場を目標に掲げている正妻・甲斐にエールを送った。

昨季は鷹の正妻がもがき苦しんだシーズン序盤に寄り添って話を聞いており、甲斐は「すごく気持ちが楽になった」と振り返っている。

城島アドバイザーは「僕が今の甲斐に何も言えることはない。昔のことすぎて、言ってることが合ってるか分からないですから」。

こう話しつつ、今季のさらなる進化を誓う背番号19に向けて温かいメッセージを発信した。

「成績を残せば残すほど、向かってくる壁は高くなるんですよ。王さんとか、僕らが見たことがない先の壁を見ているんでしょう。甲斐なんて今から野球辞めるまでたくさんの壁を見るでしょうから。あってほしいと思いますけど、オリンピックもありますしね。彼は候補にも入っている。足がフワフワして自分の体じゃない緊張感を体験することで一回りも二回りも成長すると思う。先の自分の姿を想像してワクワクして、その場に向かっていってもらいたい」。

自身は2004年の五輪、2009年のWBCに正捕手としている。それだけに「少しでも心構えや経験談がプラスになるなら、僕のでよければ話したいと思います。釣りのことならいつでもいいんですが…。彼は釣りしないんで聞いてこないんですよ」。

軽妙な〝城島節〟を交えながらもサポートを約束していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社