竜のドラ1・高橋宏 SNSで同期ライバルをチェック「自分自身の刺激にもなる」

新人合同自主トレでキャッチボールをする高橋宏

中日のドラフト1位・高橋宏斗投手(18=中京大中京高)が、SNSで同じ高卒ドラ1選手の動きをチェックし、対抗心をメラメラと燃やしている。

SNSに関して「インスタグラムやユーチューブとか、よく見る方だと思います。他球団の公式のインスタグラムは見るようにしているし、個人でもプロ野球選手の練習方法とかもよく載っているので、そういったものは見るようにしている」と明かす。

「世代ナンバーワン投手」を目指す高橋宏だけに、特に気になるのは同世代の動向だ。18日からナゴヤ球場で新人合同自主トレ第3クール初日が始まったが、休日だった前日17日はインスタグラムでオリックスの公式アカウントをチェック。「同じドラフト1位の山下(舜平大投手=福岡大大濠高)のキャッチボールを見てすごくいい球を投げていると思ったので、新たな刺激にしていきながら、そういうのはしっかり活用していきたい」と意気込む。

同期で一番意識する選手について「オリックスの山下であったり、ソフトバンクの井上(朋也内野手=花咲徳栄高)は高校生でも同じドラフト1位ですし、すごく興味がある」。その上で「同期入団として、いろんなチームの選手がこういう練習をしている、こういったレベルアップをしていると分かれば、自分自身の刺激にもなるので、自分のモチベーションを上げるためにも見ている」と力説する。

今後、自身がSNSで発信していくことに関しては「インスタグラムはやっているので、いろんなことを発信していけたらと思うけど、まずは自分の実力を上げてからですね」と殊勝に話す。

それでもオリックスの山下の練習を見た感想について「全然自分たちの練習もひけをとっていないぐらいすごい。環境もすごくドラゴンズの方が自分はいいと思っているので、あとはしっかり自分の実力を上げていくだけです」ときっぱり。竜の最速154キロ右腕は同期のライバル心を糧に「世代ナンバーワン」の目標を成し遂げるつもりだ。

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