【新型コロナ】鎌倉の臨時医療施設、最後の1棟患者受け入れ開始 神奈川県

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県が鎌倉市内に開設した臨時医療施設の5棟目(37床)が18日から患者の受け入れを始めた。黒岩祐治知事が同日の会見で発表した。施設は全5棟(計180床)からなり、全棟が稼働したことになる。

 施設は新型コロナの中等症患者を受け入れるために整備され、1棟目は昨年5月から稼働。昨年6月末に完成した5棟目は、新規感染者の増加に伴い昨年11月中旬から医療スタッフの確保など稼働に向けた準備を進めていた。

 17日時点では既に稼働している4棟143床のうち、98床が利用されている。

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