日本一早い桜楽しむ 本部で八重岳桜まつり開幕 見頃は今月下旬

 【本部】「ひとあし、お咲きに」をキャッチフレーズに日本一早い桜まつり「第43回本部八重岳桜まつり」が16日、沖縄県本部町の八重岳桜の森公園を主会場に開幕した。31日まで。この日は、新型コロナ感染拡大防止対策を実施した上で数々の催しが開かれ、訪れた人々は春の訪れを控えめに楽しんだ。

 ステージでは2021年の本部ミス桜発表のほか、本部小学校音楽部による演奏、上地流空手道(もとぶ修武館)などによる「もとぶっ子ショー」などが披露された。オープニングセレモニーで平良武康町長は「桜は先人が残した財産で、町民にとって素晴らしい宝物。世界に誇れるものだ」と述べた。

 町によると16日現在の開花状況は全体で二分程度咲いており、見頃は1月下旬に迎えるという。

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