新潟県内で新型コロナウイルス新規感染患者5人と、既存感染患者から2人の死亡者を確認

新潟県健康対策課の中山均課長

新潟県は19日15時、県内771例目から776例目(774例目は新潟市発表分)となる新型コロナウイルス感染症患者が計5人確認されたと発表した。また、既存の感染患者から2人の死亡が発表された。

新規感染者5人の内訳は、湯沢町で1人、上越市で2人、三条保健所館内で2人。80歳以上の感染者1人は中等症に相当する。現在、5人の感染者の内、既存の感染者との接触が確認される人はおらず、濃厚接触者は全員調査中。

死亡者の詳細については、遺族のプライバシーの関係などから公開しない。なお、県内の新型コロナウイルスによる死亡者は計7人となった。

新規感染者の詳細について

771例目は湯沢町在住で会社員の50歳代男性。17日に発熱があり、18日に医療機関を受診し検体を採取。PCR検査の結果、陽性が判明した。現在は発熱と咳の症状がある。

772例目は上越市在住で無職の80歳代男性。11日にふらつきの症状、12日に食欲減退、15日に発熱の症状があった。18日に息苦しさを感じて医療機関を受診し、検体を採取。PCR検査の結果、陽性が判明した。現在は発熱と呼吸困難感がある状態。

773例目は上越市在住で団体職員の50歳代女性。16日に発熱、咳、鼻水、頭痛の症状があり、18日に医療機関のPCR検査で陽性が判明した。現在も咳と鼻水の症状がある。

775例目は三条保健所管内在住で会社員の30歳代男性。17日に発熱と咳のため医療機関を受診し検体採取。18日にPCR検査で陽性が判明した。現在は発熱と咳の症状がある。

776例目は三条保健所管内在住で無職の30歳代女性。県内775例目の濃厚接触者として調査中。18日咳、痰、鼻水の症状があり、医療機関を受診。検体を採取。抗原検査の結果、陽性が判明した。現在は味覚異常の症状がある。

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