インタープロトeシリーズ特別戦が1月29日に開催。プロドライバー代表として坪井翔が参戦

 1月19日、インタープロトeシリーズ(IPeS)を運営するドリームレーシングプロジェクトは『2020インタープロトeシリーズ特別戦』を1月29日に富士スピードウェイで開催し、レースの模様をYouTubeでライブ配信すると発表した。

 インタープロトeシリーズは、インタープロトシリーズの為に専用開発されたレーシングマシン『kuruma』の設計データを基にMODを開発、さらに実走行データを解析し、リアルドライバーがシミュレーター上でセットアップを繰り返し現実世界での挙動と操作性を忠実に再現したという、リアルに限りなく近いバーチャルレースだ。

 使用タイトルは多くのレーシングドライバーもトレーニングに使用する『アセットコルサ』のPC版が用いられており、インタープロトの開催サーキットである富士スピードウェイも、実際の測量データから再現された公認MODが使用される。

インタープロトeシリーズのレースの様子

 そんなインタープロトeシリーズの特別戦が1月29日に富士スピードウェイで行われることになり、リアルプロドライバー対トップゲーマーによるシミュレーター対戦が繰り広げられることとなった。

 プロドライバー代表には、全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT GT500クラスで活躍し、現実のインタープロトシリーズにも参戦する坪井翔が選ばれた。

 対するトップシムレーサーは、2020年のインタープロトeシリーズチャンピオンのMamoru Okada選手のほか、FIA-F4に参戦し、2020年のインタープロトeシリーズで2位となった木村偉織、『Access Racing Simulator Cup 2020』チャンピオンのSota Muto選手という3名が参加する。

 残念ながら今回は昨今の事情もあり無観客での開催となるが、レースの模様は当日、富士スピードウェイ特設会場からYouTubeでライブ配信されるとのことだ。配信は1月29日の17時から予定されており、リマインダーを設定してリアルプロドライバーとトップシムレーサーの対決を見逃さないようにしよう。

■2020インタープロトeシリーズ特別戦 開催概要

日時:2021年1月29日(金)17:00~18:00
場所:富士スピードウェイ内特設会場
シミュレータ筐体:Accessレーシングシミュレータ
シミュレータソフト:アセットコルサ日本語PC版
マシンMOD:IPS kuruma 202X
コースMOD:富士スピードウェイ2020
予選:スーパーラップ方式
決勝レース:ローリングスタート+8周
賞典:インタープロトkuruma実車テスト走行+¥100,000-(プロレーサーが買った場合は、賞金¥500,000-)
インタープロトeシリーズ公式サイト:https://ipes.xyz-one.jp/

2020年スーパーフォーミュラ第7戦富士を制した坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

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