〝投手2冠〟ソフトバンク・石川が新球挑戦「カットとカーブの間くらいの球」

宮古島での自主トレを公開したソフトバンク・石川(球団提供)

ソフトバンクの石川柊太投手(29)が19日、自主トレ先の沖縄・宮古島からオンラインで取材に応じ、充実のトレーニング内容を報告した。

昨季、最多勝と勝率1位の投手2冠に輝いた右腕は、直球の平均球速を上げるため出力アップを目的とした跳躍系のトレーニングに励んでいるという。さらに「カットボールとカーブの間くらいの、135キロの縦スラみたいな球」の習得に挑戦することも明かした。

150キロを超える真っすぐに伝家の宝刀・パワーカーブを操る右腕は「もう一つ空振りを奪える球が増えると、打者を惑わすことができる」と明確な狙いを説明。新たな武器を引っ提げて今季は「規定投球回を余裕でクリアしたい」と、先発としてさらなる飛躍を誓った。

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