名門アーセナル 「密」すぎるゴールパフォーマンスで大炎上

オーバメヤンのゴールを喜ぶアーセナルの選手たち(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルが、新型コロナ禍のルールを破るゴールパフォーマンスで猛批判を浴びている。

問題となっているのは18日に行われたニューカッスル戦だ。FWピエール・エメリク・オーバメヤン(31)が先制ゴールを決めた後に7人の選手が集まり抱き合って喜んだが、これがまずかった。現在英国では新型コロナウイルスの変異種による感染拡大が深刻化しており、リーグ側はゴール後の祝福方法におけるルールも改訂。英紙「デーリースター」は「プレミアリーグは新型コロナの感染対策プロトコルを導入しており、選手たちは得点後に一緒に祝わないように促されている。アーセナルは新しいルールを軽視し、批判されている」と報じた。

このルールに関してはマンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(50)が「残念ながら毎日多くの人が亡くなり、多くの人が感染している。我々は新ルールに従うために最善を尽くす」と話すようにほとんどの選手やスタッフらが順守している。その中でアーセナルが犯したルール違反に批判が殺到しており、同紙は「アーセナルは本当にゴールの祝福なしというルールを真剣に受け止めているのか」「アーセナルは危険な感染爆発を誘発するゴールのお祝いのために、今夜獲得した勝ち点剥奪されるのでは」といったファンやサポーターからの声を紹介した。

名門の軽率な行動に波紋が広がりそうだ。

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