仙台国際音楽コンクール、来年5月21日開幕 市が概要発表

©株式会社河北新報社

第7回大会の入賞者記念ガラコンサートで演奏するピアノ部門優勝のチェ・ヒョンロクさん=2019年6月9日

 仙台市などは19日、第8回仙台国際音楽コンクールを2022年5月21日~6月26日に青葉区の市青年文化センターで開催すると発表した。公式ウェブサイトに概要を掲載し、コンクール組織委員会会長の郡和子市長らがビデオメッセージを公開した。
 1992年1月1日以降に生まれた人が対象。バイオリン部門(5月21日~6月5日)、ピアノ部門(6月11~26日)とも予備審査は書類とDVDで行う。予選は独奏曲を演奏する。バイオリン部門では指揮者なしで協奏曲も課す。演奏には仙台フィルハーモニー管弦楽団と山形交響楽団の一部メンバーが参加する。
 セミファイナルとファイナルでは、仙台フィルのフルメンバーと共演する。指揮はバイオリン部門が広上淳一さん、ピアノ部門は高関健さん。
 前回同様、バイオリン部門セミファイナルでは、管弦楽曲でオーケストラのコンサートマスターを務める課題もある。
 運営委員長は野島稔さんで、審査委員長はバイオリン部門が堀米ゆず子さん、ピアノ部門が野平一郎さん。
 審査委員はバイオリンが12人、ピアノが11人。海老彰子さん、ミシェル・ベロフさん(いずれもピアノ)ら両部門に計11人が新たに加わった。第2回大会でバイオリン6位の有希マヌエラ・ヤンケさん、第1回大会ピアノ優勝のジュゼッペ・アンダローロさんも含まれている。
 概要の発表は当初、東京都内で記者会見を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中止した。メッセージで郡市長は「これまで若手音楽家の登竜門として多くの才能を輩出してきた。素晴らしいコンクールとなることを期待している」と述べた。
 コンクールは仙台開府400年を記念し2001年に創設され、3年ごとに開いている。前回は39カ国・地域から467人が応募した。