水森かおりが東京・浅草ヨーロー堂で生配信歌唱キャンペーン開催で電話鳴りやまず 新曲『鳴子峡』は明日19日発売

昨年の「第71回NHK紅白歌合戦」で18年連続出場を果たし、紅白史上、最大級の巨大&豪華衣装で『瀬戸内 小豆島』を歌って大きな話題を集めた演歌歌手・水森かおり(47)が16日、東京・浅草のCDショップ「音のヨーロー堂」で生配信による歌唱キャンペーンを開いた。

これは、今月19日にニュー・シングル『鳴子峡(なるこきょう)』(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)を発売するのを記念して実施。新型コロナウイルス感染防止のため、無観客かつ生配信で行うことになったもの。

桂由美さんがデザインしたロングドレス姿で登場し、「皆さん、こんにちは。今日は、ここ浅草にあります『音のヨーロー堂』さんでインターネット生配信による歌唱キャンペーンをやらせていただきます。デビューのときからお世話になっているヨーロー堂さんですが、ここに電話をかけていただければ、特典等いろいろと教えていただけますので、ぜひ電話でご予約ください」。

うれしそうな顔でパソコン画面を見ながら「本来ならこの2階のスペースに椅子を並べて、お客さまの前で歌わせていただくのですが、いまはこういうコロナ禍ですので、インターネットでの歌唱になります」とあいさつ。生配信開始直後から1階の売り場にある3回線の電話が鳴り止まず、「もしかしたら、かけてもかけても話し中かもしれませんが、根気よくかけ続けていただければ対応させていただきますので、あきらめずにかけてくださいね。特典(サイン入りの生写真)付きは今日のみですから……」と説明。

現在、ロングヒット中の『瀬戸内 小豆島』と今月19日発売の29作目となる新曲『鳴子峡』の2曲を熱唱し、「いままで私のご当地ソングの歌世界は、つねに恋に破れて、寂しい女性の一人旅、哀しい気持ちを抱えてその歌の舞台に足を運ぶという女性が主人公でしたが、今回の『鳴子峡』では、主人公の愛する人が亡くなっているんです。その愛する人の写真を持って宮城県の鳴子峡に足を運ぶという詩の内容です。私ごとですが、去年7月に父を亡くしまして、こういうときにこういう詩をいただいたことに不思議な縁を感じています。いままでは歌の主人公にならずに、俯瞰で歌うことに心がけていまして、聴いてくださる方にこういう景色のところをこういう気持ちの女性が歩いているということを伝えるように歌っていました。でも、この歌はどうしても自分の気持ちとダブってしまい、最後のほうに出てくる『強く生きろと あなたの声が~』という歌詩にぐっときて、歌うたびにうるっときてしまいます」。

生配信後、「亡くなった父にはいつも一番に新曲を聴いてもらっていたので、今日は歌いながら父のことを思い出したりして泣きそうになりました。でも、きっと父も聴いてくれていると思います。まだまだお客さんの前で歌えないのは寂しいですが、一日も早く以前のようにキャンペーンやコンサートができるといいですね」と話していた。

20日(水)には、山野楽器のYouTube公式チャンネルにてインターネットサイン会の開催を予定している。

(提供:サンニュース)

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