給食作りの動画も…ホームページで「食」の魅力発信! 東京・武蔵野市

毎月19日は「食育の日」です。「さまざまな経験を通じて健全な食生活を実現できる人間を育てる」目的のため、食育教育に力を入れている自治体は全国に多くありますが、東京・武蔵野市はオンラインで情報発信し、コロナ禍でも楽しみながら学べる環境を用意しました。

武蔵野市が開設したホームページは幅広い年代に「食」に興味を持ってもらおうと、イラストや写真、動画などを交えて分かりやすく公開しました。YouTubeなどの動画投稿サイトが好きな"今どきの子ども”にも合わせ、字幕など見やすいようにアレンジされているのも特徴です。市は、普段子どもたちが食べている給食がどのように作られているのか子どもにも親にも分かりやすく見られるよう、動画を多く作成して掲載し、家庭にいても給食の人気メニューの作り方が学べるようになっています。

武蔵野市が「食」に特化した情報をオンラインで発信することにした理由は、新型コロナウイルスの影響のため、今まで開催していた「食」に関するイベントが軒並み中止になってしまったことが挙げられます。食の魅力を発信する実際の場がなくなってしまった今、「おうち時間」でも気軽に見ることができ、広く知ってもらえると考え、2020年12月にホームページを開設しました。

ホームページには「子どもための離乳食」や「高齢者の食事」など、食に関するさまざまな取り組みが掲載されています。料理レシピ投稿・検索サービスの「クックパッド」ともつながっていて、給食メニューの詳しい作り方も掲載されているため、料理の初心者でも"懐かしい給食メニュー”作りに挑戦することができそうです。

© TOKYO MX