【JRA】大逸走のランドオブリバティ 三浦を背に調教再審査合格「多大な迷惑をお掛けした」

平地再審査を行ったランドオブリバティ

ランドオブリバティ(牡3・鹿戸)が20日、美浦トレセン北馬場Cコース(ダート)で行われた平地調教再審査に合格、実戦復帰への第一歩を踏み出した。

同馬は先月26日に行われたGⅠホープフルSで2番人気の支持を集めたが4コーナーで逸走して競走を中止。出走停止処分期間(昨年12月27日~1月17日)の満了後の試験が課せられていた。

けさは主戦の三浦を背に5ハロン標識手前からスタートを切ると3~4コーナーで膨れる素振りを見せることなくスムーズに加速。直線を向くとゴール板まで真っすぐに駆け抜け5ハロン66・0―51・5―38・8―13・1秒の好タイムをマークし試験をクリアした。

「多大な迷惑を掛けてしまったファン、関係者の皆様には申し訳ない気持ちで一杯でした。ただ幸いにも馬はケガはなく、この中間はこの日に向けて厩舎スタッフと工夫しながら頑張ってきたのでまずはホッとしています」と三浦も合格の一方に安堵の表情を見せた。

「ハミをジェーンビットに替えた効果もあり1頭でも直線では集中して走れていました。GⅠという大舞台で結果を残すためにもまずは次のレースをしっかり頑張りたい」と決意を新たにしていた。

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