重量挙げ 諫早農・男子V、女子3位 全九州高校選抜学校対抗

学校対抗で男子が2年ぶりの優勝、女子も3位と健闘した諫早農の選手たち

 重量挙げの第29回全九州高校選抜大会最終日は17日、大分県宇佐市の三和酒類スポーツセンターで男子5階級と女子2階級が行われ、県勢は男子81キロ級の石丸康生(諫早農)がトータル210キロ、女子64キロ級の傍島麻衣(同)がトータル113キロでそれぞれ2位に入った。

 個人順位の得点で争う学校対抗で、諫早農は男子が2年ぶり6度目の優勝。女子も3位で初めての入賞を果たした。
 諫早農は部員26人の大所帯。現時点で全国大会上位を狙えるような選手は少ないが、男子は6種目7人が入賞し、女子は部員4人全員が8位以内に入った。男子主将の三丸は「チーム一丸でやれた」と仲間たちに感謝していた。
 第1日に男子61キロ級の酒井と女子59キロ級の豆田が優勝していい流れをつくった。酒井はジャーク1回目の失敗を反省点に挙げて「自分の弱点が見えた大会だった。足腰を鍛えたい」と九州1位に満足する様子はなかった。

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