【テニス】コロナ隔離のバウティスタ 物議を醸した〝刑務所発言〟を謝罪

男子テニスの世界ランキング13位のロベルト・バウティスタ(32=スペイン)が20日、隔離ホテルを「刑務所」と表現したことを謝罪した。

8日開幕の全豪オープンに出場するバウティスタは現在、2週間におよぶ隔離生活中。現地入りの際に搭乗したチャーター機に新型コロナウイルス陽性者が乗っていたことが理由だった。

練習も満足にできない過酷な状況について、バウティスタは海外メディアのインタビューで「まるで刑務所のようだ。WiーFiはあるけど」と発言。不適切な表現による不満爆発は物議を醸していた。

一夜明けたこの日、バウティスタは自身のインスタグラムで「先日投稿された動画で不快な思いをさせてしまった皆さんに謝りたいと思います」と謝罪。さらに「テニスを再開できるように努力するすべての人たち、そして毎日コロナと闘っているすべての人たちに感謝します」とつづった。

コロナ禍の中で行われる今大会は多くの選手が隔離措置を余儀なくされている。十分な練習できるトップ選手と、制限を受ける選手との間にも格差が生まれ、連日のように選手から不満が漏れている。

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