尾崎世界観が芥川賞落選を受けてツイート「またここから頑張ります」

尾崎世界観

第164回芥川賞(日本文学振興会主催)の候補作にノミネートしたロックバンド「クリープハイプ」のボーカル兼ギターで、小説家の尾崎世界観(36)が20日、ツイッターを更新。芥川賞の結果発表を受けて、心境をつづった。

尾崎は「母影」(新潮12月号)で芥川賞にノミネート。この日、受賞作が発表され、メンバーと共に結果を待っていたと報告した。

尾崎は「結果は残念だったけれど、またここから頑張ります。応援してくださった皆さん、本当にありがとう。やっぱり小説が好きだ。(もちろん音楽も!!!)」とツイート。メンバーとの写真も公開した。

これまで芥川賞は、歌手というジャンルでは辻仁成氏、町田康氏が受賞。ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のピアノ担当で、Saoriこと藤崎彩織氏は、2017年に直木賞にノミネートした。

尾崎氏による「母影」は、性的サービスが受けられると評判のマッサージ店で働くシングルマザーの母親などを取り巻く環境について、小学生の「私」の視点で描かれている。

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